シーズン7
面白いことやってやろう。チームみんなで、ヒットを積み重ねたい!自分のビジョンをしっかり持ちたい! 面白いことやってやろう。チームみんなで、ヒットを積み重ねたい!自分のビジョンをしっかり持ちたい!

森松 禎文(もりまつ よしふみ)

1989年入社。化成品事業部所属。建材の開発・営業、機能フィルムの営業などを経て現職。「知らないことでもがむしゃらに挑んでみるか!?」で現在に至る!!

中山 直人(なかやま なおと)

2015年入社 繊維事業部所属。2019~21年インドネシア赴任。学生時代から海外志向が強く「さまざまな国の衣料や資源枯渇等の課題解決に貢献したい」

がむしゃらに走ってきましたね。建材の開発担当がキャリアのスタートだったんですけど、CMでもあった「24時間戦えますか」という時代でした(笑)。遅くまでがんばるのが当たり前、でも、それが楽しかった。そんな矢先、3年目にして思いもよらぬ営業への異動。開発の仕事はまだまだやりたかったんだけど…。新しい営業の上司は、これがまた厳しい人で、でも教えるのは上手だった。「この人の言う事を聞けば上手く行く」と素直に聞けて、実際成長できたと思う。今、思うことは、部署が変われば、また新しい見方もできる。異動は自分の意思で選べない、いわば「ガチャ」かもしれないけれど、捉え方次第でいくらでも面白くできる。環境が変わる、ということはチャンスでもある。その時こそ、いかに自分自身が「面白がれるか」、「期待されてるんだと考えられるか」が、自分の成長にとって大事なんじゃないかな。

建材で営業の面白さに目覚め始めた頃、今度は畑違いの機能フィルムの担当に!何の知識もない製品を扱う上に、新工場が立ち上がったばかりで、当面は赤字が見込まれる、という部署への異動です。だから、なんとか早く黒字にしようとハチャメチャにがんばりました。けれど、やっぱり赤字。「この状況、自分の力が足りないのか?」と自問する暗黒時代でした。でも、苦しくても、一人じゃないし、数字が悪くても皆で飲みに行って。不思議と「必ず黒字化できる、やればできる」という思い込みがありました。変に自信はあった。いい仲間といいお客様に出会えたからなんだろうね。今から思えば、この頃から「チームで意識を変えて、大きなことをやってやろう!」という意識がより強くなって、自分の軸として固まった時期だったのかと思います。

売るのが好きだったし、20代は営業としての自分の数字優先でした。「誰よりも先に商売を取る!」という心意気。若い頃の夢だった野球選手で言えば、4番でホームランを打つ、自分の活躍で勝利をもたらす、という勢い。でも今は、チームで大きくなりたい、挑戦したい。人を育てることこそが「面白い」と考えるように。そのためには、皆が信念やビジョンをしっかりと持つというのが大事なんだと考えるようになりました。野球なら、今「監督業」の面白さに気づいたところ。全員がヒーローの、いいチームを作るという夢は、今、始まったばかり!