光の波長について、人が感知できる光線領域を可視領域、その長波長端『赤』より『外』側が赤外線領域、可視領域の短波長端『紫』より『外』側を紫外線領域といいます。またさらに、赤外線領域のなかで最も可視域に“近い”領域を近赤外領域、一方最も“遠い”領域を遠赤外領域、その“中間”の領域を中赤外領域といって分類します。ところで光はその振動数(波長の逆数)に応じたエネルギーを有しています。振動数(波長)とエネルギーの大きさの関係を示すと図1のようになります。
図1 光の波長、振動数、エネルギーの関係
1. | 赤外線の話 |
1-1. | 赤外線とは |
1-2. | 近赤外・中赤外分光の原理 |
1-3. | 近赤外・中赤外分光の特色 |
2. | 液体成分計の話 |
2-1. | 測定原理 |
2-2. | 詳細な測定原理 |
2-3. | 無機電解質濃度測定への適用 |
2-4. | プロセス測定への工夫 |
3. | 赤外線膜厚計の話 |
3-1. | 赤外線膜厚計とは |
3-2. | 種々の膜厚計 |
3-3. | 赤外線膜厚計の優位性 |
3-4. | 赤外線膜厚計の測定原理 |
3-5. | 主な用途と特長 |
3-6. | 適用範囲の拡大 |
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