ソフティセルONE

-家を建てようとお考えになったきっかけを教えてください。

ご主人様：
それまで住んでいた賃貸アパートはかなり古くなっていましたし手狭になってきたからです。

奥様：
結露とかもすごかったし冬なんかは夜、寝ていると息が白くなっていましたしね。

-建築をどこに依頼するかはお決まりになっていたのですか？

ご主人様：
父の代から依頼している工務店さんにと考えていました。小さい頃から仕事振りは拝見していましたしやっぱり何かあった時に「すぐにお願いできる」のは大きいですからね。でも一応、参考までに住宅展示場は行って見ましたけど「素敵だけど現実感はないなあ」で終わってしまいました。（笑）

奥様：
「流行に左右されない長く住める落ち着いた家にしたい」と考えていましたから住宅展示場にあるような「見た目に格好いい」という事にはあまり興味を持ちませんでしたね。

-断熱材は現場発泡ウレタンを施工されていますが最初から「断熱材はいいものを」とお考えだったのですか？

奥様：
いえ。最初、工務店さんから提案があったのですが他の断熱材と比べてコストが高かったので断っていたのです。
それよりも外壁をタイル張りにしたかったのでそちらを優先して考えていました。断熱材もよいものに越したことはないのですが「新しい家になれば以前のアパートよりは快適になるからいいだろう」と思っていました。だから断熱材に興味はなかったですね。

-ではなぜ、最終的にソフティセルONEを採用されたのですか？

奥様：
一番、最後に工務店さんから「外壁はもしどうしてもタイルがよければ入居したあとからでも変える事はできますが断熱材をあとから変更することは大変な手間と費用がかかります。今は実感しにくいかも知れませんが入居したあとの住み心地（快適性）はとても重要ですよ。」とお勧め頂いたんです。 あの時に勧めて頂かなかったら通常の断熱材になっていたと思いますね。なにしろ知識もなかったし全くピンときませんでしたから。良さが全くわからなかったんです。 でも今は勧めて頂いて本当によかったと思います。

-通常はお客さんの要望に沿った方が楽だと思うのですがよく再提案されましたね。

工務店：
もちろん、お客様のやりたい事を実現させてあげるのは一番なのですが断熱材というような目に見えないところはお客様はわかりませんから私たちが伝えてあげないといけないと思っています。
少なくとも私たちは住み心地がどう変わるのかを知っているわけです。だから後で「失敗した！」と後悔されるのを見たくありませんからね。

-入居されて住み心地はいかがですか？

ご主人様：
夏も1Fはドアを開け放してエアコン1台で全ての部屋が快適になりますね。夏に来られる人が玄関で必ず「この家は涼しいね」と言われます。
冬は25～6度くらいの設定で充分快適ですね。家全体が春のような空気で「普通」の感じなんです。
冬も少しの暖房でポカポカではなく若干、ひんやりする程度で過ごしています。

奥様：
結露も「ペアガラスでも結露はする」と聞いていましたがほとんどありませんね。以前の家は結露でカーテンがベチャベチャに濡れて大変でした。

施工店：
エアコンの冷気で涼しいとか暖かいというのは必要以上にエネルギーを使って体感温度を変えているという事だと思います。
断熱、気密性を高めれば少ないエネルギーでも充分に快適になるはずなのです。よく言われている「冬でもTシャツ1枚で」というのはエネルギーの無駄使いなんですね。「1枚着たら快適」というのが一番よい過ごし方だと思います。

奥様：
子供も冬、お風呂上りでも下着だけで走り回っていますからね。以前のアパートでは考えられませんでした。（笑）

-光熱費の変化で感じることはありましたか？

奥様：
広さは今、39坪で2倍くらいになりましたが光熱費は半分くらいになっています。

ご主人様：
以前の住まいは電気・ガス・灯油で何しろ、夏は暑いからエアコンを目いっぱい使っていましたからね。エアコンつけてもあまり効かないからだんだん強くなっていくんですよね。今はオール電化だしエネルギーの消費が効率がいいんだと思うんですよ。でも半分はびっくりですね。

-他に入居されて気づいた事はありますか？

奥様：
冬は夜、寝る時に本当に手足が寒かったのですが今は暖房をつけなくても全く寒くないので快適ですね。
以前はトイレに行ったら寒かったし同じ部屋でも上下で温度が違うのはわかるぐらいでしたが今は家中の体感温度は変わらない感じです。

ご主人様：
夏も以前の家はエアコンの電源を切ると「モアー」という熱気を感じました。それが全くないだけでも本当に違います。今年の夏も暑いでしょうから本当にあの時に現場発泡ウレタンを選んでよかったと思っています。

施工店：
ポイントはすきま風なんです。熱い、寒い空気が壁の中や床下からあがると断熱効果が一気に下がるんですね。
現場発泡はそのすき間を塞ぎますから断熱性能があがるんです。

奥様：
あとは音ですね。つい先日も、近くで工事をしていたんですが全く気づかないくらい静かでした。

施工店：
吸音性が高いのも断熱材の性能のひとつですね。気になる外部の騒音や内側からの生活音の漏れを防止します。
「お父さんから帰ってきた時に以前はお子さんの騒いでいる声が外から聞こえていたのに全く気づかなくなった。」という声もよくお伺いします。

-これから家を建てる方にメッセージがありましたらお聞かせください。

ご主人様：
断熱材などの家の性能のことも考えた方がいいですよ。という事ですね。

奥様：
私たちもそうだったのですが最初は外観や間取りを優先するわけです。カッコいい家を建てると本人は満足はすると思うんですよ。
でも「家は住んでからが重要」です。住んでみたら外観の事なんか忘れてしまいますが住まいの快適性はずっと続くんですよね。

それがそんなに高くない金額で手に入るなんてありがたい事だと感じています。でもそれは「住んでみて始めて」わかるのかも知れませんけどね...。