1888年の創業から130年以上にわたって企業文化を育んできたクラボウ。その間、常に経営理念である「生活文化の向上への貢献」を掲げ、社会を進化させる積極果敢な技術革新を行ってきました。それらの技術は繊維分野からさまざまなフィールドへと展開され、快適で安全な生活のために幅広く役立っています。
建材分野においては、1970年に合成木材「クランウッド」を開発。その後も硬質ウレタン・サンドイッチパネルなど新しい時代にふさわしい建材を次々と世に問いました。
1980年にはPVC合成木材を生産してハウスメーカーに納入するほか、ビル・マンション用内装材「クランパネル」を開発。さらに、1995年には国内初の真空断熱材を販売など断熱材分野でも確かな実績を築いています。
明治21年 | クラボウ創業 |
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昭和37年 | 寝屋川工場の操業を開始 |
昭和45年 | 寝屋川工場に合成木材押出し技術を導入し、「クランウッド」の販売開始 |
昭和48年 | 硬質ウレタン・サンドイッチパネルの販売開始 |
昭和49年 | 現場発泡スプレー施工販売開始 |
昭和50年 | 「クランウッドベンチ」の販売を開始し、球場や競技場に納入 |
昭和55年 | PVC合成木材の生産を始め、住宅 外装化粧材としてハウスメーカーに販売開始 ビル・マンションの内装材として石膏付きウレタンの「クランパネル」を販売開始 |
昭和60年 | 合成木材のアクリル2層押出し品の技術を確立、耐久性を飛躍的に向上させる |
昭和62年 | 無機押出成形機を導入し、窯業系外装化粧材「グランセリート」を発売 |
昭和63年 | クラボウ創業100周年、本社ビル竣工 |
平成1年 | 無機建材工場として群馬工場稼動開始 |
平成2年 | 一戸建て住宅向けの外装化粧材「超木」を発売 国内初のノンフロン硬質ウレタン、スプレー原液の開発に成功 |
平成4年 | 合成木材のガラスクロスインサート押出し技術を確立し、特許を取得 |
平成7年 | 国内初の真空断熱材(VIP)の販売開始 |
平成8年 | 外張断熱・気密工法を開発し、高性能住宅への取組みを始める 合成木材の環境対策として”脱PVC”製品を投入 群馬第2工場の操業を開始し、生産能力を増強 |
平成10年 | 窯業系外装化粧材「化粧まわし」を発表 |
平成11年 | 群馬工場がISO9001認証取得 ソフティセルONEの発売開始 |
平成12年 | 環境配慮型外装化粧材の「ティンバーシステム」を発売開始 |
平成13年 | 寝屋川工場がISO9001認証取得 真空断熱材「クランパック」がオゾン層保護大賞優秀賞を受賞 |
平成15年 | 環境対応製品として木粉配合樹脂品の「ウッディーレール」を開発 |
平成16年 | 寝屋川工場がISO14001認証取得 |
平成17年 | 群馬工場がISO14001認証取得 環境配慮型真空断熱材「ユニサルペット」を開発、販売開始 |