製品情報 排ガス処理装置
1968年に大気汚染防止法が施行されたのを契機とし、国内の煤煙排出設備では排煙脱硫装置が導入され始めましたが、クラボウはいち早く独自開発に着手、自社工場にＫＢＣＡ排煙脱硫装置１号機を設置して以来、国内屈指の納入実績を有しています。 要素技術は脱硫のみならず、都市ゴミ焼却炉排ガスの洗煙など、あらゆる排出源の酸性有害ガス除去に発展し、更に脱臭や除塵など酸性有害ガスの中和以外の用途にも応用しています。
ダイオキシン類による環境汚染がクローズアップされ、廃棄物処理法施行令の改正により新ガイドラインが提示されて以来、都市ゴミ焼却施設等の排ガス処理設備は、バグフィルタによる酸性ガス成分・ダイオキシン類の除去と触媒脱硝装置によるＮＯｘ・ダイオキシン類除去を組み合わせた乾式システムが主流となっています。 湿式排ガス処理装置で数多くの実績があるクラボウもこの流れにいち早く対応しています。
