現場発泡ウレタン(建築用)住宅・土木

クララフォーム - Rの特長

熱伝導率が低く、断熱材の厚みが薄くできます。

シームレスで気密性に優れた断熱層が得られます。

工期が短縮でき、トータルコストの低減が計れます。

コンクリート下地の不陸調整をほとんど必要としません。

コンクリート躯体表面に吹付発泡と同時に完全自己接着します。

改正建築基準法におけるシックハウス規制(内装材、断熱材使用制限)告示対象外の製品です。

シックハウス法(ホルムアルデヒド発散建築材料)対象外のため使用面積制限がありません。(公示規制対象外=F☆☆☆☆等の表示は不要)


ビル・マンション向けクララフォームーR(結露防止)

ビル・マンション向けのクララフォーム-Rはコンクリート系マンションやビルの壁、屋根、天井、床さらに工事建物の折板、スレート裏面、鉄骨等へ用いられ、吹付けた液は瞬時に発泡し約30倍に膨らみます。
隙間なく施工できるため高い断熱性と結露防止に貢献できます。また、難燃材料に相当する高い難燃性を有するのも特長です。弊社ではお客様の要望に最適な2種類の品番をご用意しております。

品番 熱伝導率(W/m・K) 密度(kg/m3) 難 燃 性 JIS A 9526の
種類
NR04S-A 0.026 以下 30 以上 難燃材料レベル A 種1H レベル
NF03S-AN※1 0.034 以下 30 以上 難燃材料レベル A 種1 レベル

※ 2013年5月20日付のJIS改正に伴い、従来の熱伝導率の設計値(工業会の推奨値)がJIS規格値になりました。密度以外の物性値はJIS規格値を記載しております。
※1 準建材トップランナー制度により、2023年度中に在庫が無くなり次第販売終了。

NF03S-ANは生産終了予定


戸建向けクララフォームーR『ソフティセルONE』

ソフティセルONEは、木造住宅等の壁、屋根、天井、床、サッシ廻りに用いられ、吹付けたソフティセルONEは瞬時に発泡し70〜100倍に膨らみます。その気泡の中にはたくさんの空気を含んでいるため、断熱性が極めて高い断熱材となります。
従来の断熱材では手間と時間がかかっていた断熱・気密施工がソフティセルONEを使用することで通常1〜2日という短期間で完了いたします。

品番 熱伝導率(W/m・K) 密度(kg/m3) JIS A 9526の
種類
NFR100S(ソフティセル ONE) 0.040 以下 10 以上 A 種3 レベル
HR340NSG-L(クランゼロ) 0.026 以下 35 以上 A 種2H レベル

※ 2013年5月20日付のJIS改正に伴い、従来の熱伝導率の設計値(工業会の推奨値)がJIS規格値になりました。密度以外の物性値はJIS規格値を記載しております。
※ A種3に該当する吹付けウレタンは、防湿層の設置が基本です。ただし、定常計算等により条件を満たす場合は防湿層の施工を省略できます。

定温・冷蔵・冷凍倉庫向けクララフォームーR

定温・冷蔵・冷凍倉庫向けのクララフォームーRは厳しい低温環境にも使用されております。使用温度帯に応じた品番をご用意しております。

品番 熱伝導率(W/m・K) 密度(kg/m3) 使用温度 JIS A 9526の
種類
HR350NSG-A 0.026 以下 31 以上   ~0℃ B 種レベル
HR340NSG-A 33 以上 ~-30℃
HR400NSG-A 37 以上 ~-50℃
HR340NSG-L 33 以上 ~-30℃ A 種2H レベル

※ 2013年5月20日付のJIS改正に伴い、従来の熱伝導率の設計値(工業会の推奨値)がJIS規格値になりました。密度以外の物性はJIS規格値を記載しております。

クララフォーム - R 吹付施工の注意事項

吹付施工前

  1. 13相200V、70Aの電源、足場の確保。
  2. 2発泡機、コンプレッサー、原液ドラム缶、資材等の設置場所の確保。
  3. 3クララフォーム-R原液(R液200/210kg及びI液220kg)ドラム缶は、下記の注意事項を守って指定された場所に保管する。
    ⑴保管場所付近では火気厳禁。
    ⑵ドラム缶は倉庫内の冷暗所(30℃以下)で保管して下さい。やむをえず屋外に貯蔵する場合は水分が入らないよう十分注意し、横向きに置き覆いをして直射日光を避けて下さい。
  4. 4スプレー下地の汚れを除去する。
    下地が濡れていたり、油やゴミ等の付着があると、接着力が低下するため事前の除去が必要。
  5. 5躯体がコンクリートの場合は、次の点をチェックする。
    ⑴コンクリートの乾燥状態のチェック。
    ⑵ピンホール、ジャンカ、木コン等のチェック。
    ⑶躯体精度、バリ、目ちがい等のチェック。
  6. 6溶接、溶断が必要な箇所は事前に完了させておく。
  7. 7サッシ及び窓ガラスの取り付け、サッシ廻りの防水モルタルの施工及び乾燥状態のチェック。
  8. 8額縁等、木工事の進行状態のチェック。
  9. 9スプレー対象面以外の養生を行う。

吹付施工中

  1. 1スプレー作業中、同室内で他の作業は不可。
  2. 2クララフォーム-Rは不燃材料ではないため、施工中及び施工後の溶接など火気の取り扱いは厳禁。
  3. 3スプレーの厚みの許容範囲は、フォームの厚み、下地の状態により異なるため、施工厚み10mm〜20mmの誤差はまぬがれないが、施工時は(+)側になるよう施工する。
  4. 4内部蓄熱・燻焼防止として、必要以上に大きな塊(目安として18ℓ石油缶のサイズを越えない)を作らないで下さい。また内部放熱するまでは、寄せ集めないで下さい。

吹付施工後

  1. 1吹付施工後も火気には十分ご注意ください。
    特に、やむをえず溶接・溶断される際には消火器その他十分な準備をされ、監督者の立会の上で実施されるようお願いします。硬質ウレタンは一旦燃え出すと大量の熱と煙を発生し、非常に危険な状態になります。
  2. 2クララフォーム-Rに堅いものやとがったものをぶつけますと断熱層欠損の原因となりますので十分ご注意くださるように他業種の方々にもご指導下さい。
※施工にあたって、この注意事項を熟読し、大切に保管して下さい。

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