カメラ1と注目している点を結ぶ直線は、カメラ2に直線として投影されます。この直線をエピポーラ線と呼びます。
【図9 エピポーラ線】
カメラ2と注目している点を結ぶ直線も、同様にカメラ1に投影されます。
注目している点の座標が分かっていない場合、カメラ1に写っている点はカメラ2ではこの直線(エピポーラ線)上にあることが分かります。
このエピポーラ線の性質を利用して、クラボウの「Kuraves-MD」ではエピポーラ線を「補助線」として表示し、座標を求める補助手段として利用しています。
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