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倉敷アイビースクエアの多目的・挙式スペース「メタセコイア」がリニューアルオープン
- 明治から令和に続く歴史的建物での晴れの日を -
クラボウ(資本金 220億円、大阪市中央区、社長 藤田晴哉)のグループ会社である倉敷アイビースクエア(岡山県倉敷市、社長 小林清彦)において、本年2月より進めておりました多目的・挙式スペース「メタセコイア」のリニューアルが完了しました。4月27日からプレオープンし、5月1日より本格営業を開始します。
メタセコイアのオープンにより、倉敷アイビースクエアの魅力を生かし、歴史的な建物でのお二人の門出をお祝いするウェディングプランをご提供いたします。
1.メタセコイアのリニューアルについて
クラボウ創業時(1888年(明治21年))の本社工場を、ホテルを中心とした複合文化施設として再生した「倉敷アイビースクエア」は、紡績工場時代の雰囲気を生かした「蔦のからまる赤レンガのホテル」の愛称で倉敷美観地区を代表する施設として、多くの皆様にご利用いただいております。
倉敷アイビースクエアでは、昨年10月の大型宴会場「アイビーエメラルドホール」の新設、そして本年2月にグレードアップした宿泊棟(3、4号棟)と大浴場のリニューアル、現在進行中の宿泊棟(1号棟)の改装工事など施設全体の大規模リニューアルを進めております。
今回、その一環として明治時代の建物「メタセコイア」を挙式や披露宴後の2次会をはじめとする様々な用途に利用いただけるスペースにリニューアルし、この度、営業を開始いたします。
2.多目的・挙式スペース「メタセコイア」について
メタセコイアは、明治時代に建てられた工場の事務所として使われていたもので、1984年にカフェテラスとして改装し、後にオルゴールミュージアムとしてこれまで活用してまいりました。建物の前には、レンガ壁と緑豊かな蔦、芝生が広がっており、倉敷アイビースクエアの中でも人気スポットの一つとなっています。ウェディングプランでは、歴史的建物とその前に広がるロケーション、そして20段ある大階段のバージンロードなど倉敷アイビースクエアならではの魅力ある演出をご提供できます。
また、挙式等が行われない日は、カフェテラスとなり、観光客の皆様に寛ぎの空間としてご利用いただけます。
(1)営業開始日:2019年5月1日(水) *プレオープン期間:2019年4月27日(土)~4月30日(火)
(2)建物:木造2階建て 延床面積 約345㎡
(1階)挙式スペース、ブライダルサロン *挙式がない時はカフェテラス
(2階)貸衣装店 株式会社三松および控室
(3)収容人数:(挙式)約50名 (カフェテラス)約30名
(4)営業時間:カフェテラス 11時~17時 *挙式当日は変更有
(5)挙式スタイル:教会式、人前式に対応可能
(6)メタセコイアの名称の由来
建物の南側にメタセコイア(和名:アケボノスギ)が植えられていることにちなみ、1984年の建物改装時に命名され、今日まで皆様に親しまれてきました。メタセコイアは、絶滅した植物と思われていましたが、1945年に中国で現生しているのが発見されました。その後、1949年に日本に送られた苗木を増やした京都大学から1957年に譲り受け、今日に至ります。
3.今後のリニューアル計画について
大規模リニューアル計画は、現在、第2期工事として本年4月から宿泊棟(1号棟)の改修工事を進めており、9月下旬のリニューアルオープンを予定しています。今後も倉敷アイビースクエアの魅力をさらに高めるとともに、地元・倉敷の皆様からもより一層愛される施設を目指してまいります。
4.お問い合わせ先
■ニュースリリースに関するお問い合わせ
クラボウ 総務部 広報グループ 担当:山﨑
〒541-8581 大阪市中央区久太郎町2-4-31 TEL:06-6266-5073
■メタセコイア等に関するお問い合わせ
株式会社倉敷アイビースクエア 総務部 担当:高橋
〒710-0054 岡山県倉敷市本町7番2号 TEL:086-422-0011(代)
以 上
(ご参考)
(1)クラボウ(倉敷紡績株式会社)
■事業内容:繊維事業、化成品事業、環境メカトロニクス事業、食品・サービス事業、不動産事業
■設 立:1888年3月9日
■本 社:大阪市中央区久太郎町2-4-31
■資 本 金:220億円
■従業員数:約4,500名(連結ベース:2019年3月31日現在)
■社 長:藤田 晴哉
(2)株式会社倉敷アイビースクエア
■事業内容:ホテル、レストラン、文化施設の経営 他
■設 立:1973年5月28日
■本 社:岡山県倉敷市本町7番2号
■資 本 金:1億円(クラボウ100%子会社)
■従業員数:約200名(2019年3月31日現在)
■社 長:小林 清彦
(注)近代化産業遺産:
経済産業省は日本産業の近代化の過程を物語る全国各地に残る建造物や機械、文書などの文化遺産群を近代化産業遺産に認定しており、倉敷アイビースクエアおよび敷地内にある倉紡記念館などは、2007年11月に認定されています。
また、2017年4月に日本遺産に認定された倉敷市の繊維産業発展のストーリー「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」の構成文化財にもなっています。
(3)「アイビーエメラルドホール」
倉敷アイビースクエア内に新設した1,000人規模の立食パーティーを行うことができる倉敷市内では最大級の宴会場です。国際会議やビジネスイベント、研究・学会発表などのコンベンションホールとしても活用いただけ、ホールは3分割して使用することもできるため、大小様々なニーズにあわせてご利用いただけます。
(1)名 称:アイビーエメラルドホール
(2)面 積:宴会場 約800㎡ (建物の延床面積は約2,460㎡/2階建て)
(3)竣 工:2018年10月1日
(4)収容人数:立食ビュッフェ形式 約1,000名 着席ディナー形式 約500名