PEOPLE 06
研究開発
技術研究所 基盤技術グループ
2022年入社/工学部卒
K・Y
クラボウのロボットによる認識およびハンドリングの技術で工場における生産の自動化を実現し、最終的には人々の単純作業を無くしたいです。機械に置き換えることで人の負担を減らすことができれば、生産現場での人手不足の解消や安定したモノづくりにつながり、社会に大きく貢献できると考えています。
クラボウへの志望理由を教えてください。
岡山県出身なので、クラボウという社名自体は聞いたことがありました。就職活動中、地元の企業ということで興味本位に調べたところ、ロボット関係のビジネスを行っていることがわかり驚きました。私は高校生の頃からロボットに興味を持っており、大学では機械システム工学を専攻、サークル活動もロボット研究会に所属していたからです。さらに詳しく事業内容を見ていくと、ロボットによる作業の自動化という、まさに私がやりたかった仕事にマッチすることが判明。最終的には、希望していた研究開発に携われることが決め手となり、入社を決意しました。
また、面接の時に仕事に必要な情報だけでなく、趣味などについても話す機会があり、入社後もコミュニケーションを取りやすい雰囲気なのではと感じたことも後押しになりましたね。
現在の仕事内容について教えてください。
技術研究所の基盤技術グループに所属し、製品の基礎となる技術の開発を行っています。私の担当はロボットハンドの開発や評価で、主にケーブルを掴むためのロボットハンドを製作しており、機構や制御方法を考えています。また、開発したロボットハンドの試験にも携わり、どの程度の精度で対象を掴むことできるかといったことを確認。その試験結果をもとに設計や制御方法を改良し再度結果を確かめる、ということを日々行っています。そのほか、事業部のサポートとしてお客様先で作業をすることもあります。実際の現場を見ることができるため、自分が開発した技術に何が足りないのかを把握する貴重な機会となっています。
大学の研究室では機械の状態推定や故障検出に関する研究をしていたのですが、その時に身につけた「トライアンドエラーを繰り返しながら改善をする」という考え方が、現在の仕事にも役立っています。
職場の雰囲気について教えてください。
入社前の面接でのイメージ通り、話しやすい人が多いですね。意見を一方的に否定されることがなく、きちんと話し合った上で判断するため、自分の考えを言いやすい雰囲気だと思います。会議はもちろん、ふだんの雑談の中でも気軽に意見を交換したり相談をしたりと、仕事を進めるうえで必要なコミュニケーションがとりやすく、物事がスムーズに進めやすいと感じます。
また、しっかり自分の考えや意図を説明すれば若手でも新しい技術にチャレンジさせてもらえる点も大きな魅力。そのため自分のアイデアを実際に形にしやすく、完成品が動いているところも見られるのも楽しいです。
FUTURE GOALS
今後の目標
技術的な課題を多角的なアプローチで解決し、技術者としてより良いモノづくりができるよう、もともと興味を持っていた制御や計測といったソフトに関する知識だけでなく、機械要素や設計などハードウェアに関する知識を身に付けたい。そして、それらの知識を仕事の中で積極的に活用することで、特許を取れるような新しいロボットハンドを開発したいと思います。
DAY OFF
休日の過ごし方
趣味は「よさこい」です。主に休日に練習をするのですが、フレックス勤務を使用して平日に参加することもあります。夏は毎週のように他県の祭りへ。様々な場所へ行くので旅行気分を味わうことができますし、体も動かすので、良い気分転換になっています。