ECOなクラボウ企業情報
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- 「ECOなクラボウ」シリーズ - 掲載期間:2005年4月~2010年10月 -
月桃(げっとう)
- ダイコンの葉は、食べるとおいしい。捨てていた「茎」を、繊維にしました。
- ダイコンの葉は、根よりビタミンやミネラルが多く、食べてもおいしいものです。いままで捨てていたものも利用できたら。そんな願いにクラボウの技術がお役に立ったものに、沖縄地方に多い植物・月桃(げっとう)があります。月桃の葉には抗菌性・防虫性があり、食物を包んだり、タンスの虫除けにしていましたが、最近では食品、化粧品、芳香剤など活用範囲が広がっています。しかし使うのは葉だけで、残りの80%の茎は捨てられ、廃棄物の増加が悩みでした。クラボウは、その茎をほぐして繊維にして、綿との混紡による糸、生地の商品化に成功。通気性、吸水性にすぐれた爽やかなナチュラル素材で、発色性もよく、沖縄の夏に欠かせない「かりゆしウエア」の素材として、地域産業の振興にも貢献しています。