演色とは照明される光源の違いによって色の見えかたが異なる現象をいい、その特性を演色性といいます。
一般に演色性とは自然光と対比させた光源の性質をあらわすものです。 一方、メタメリズムは等色条件ともよばれ、条件が変わることによって等しく見えた色が異なってしまうことをいいます。メタメリズムには、湿潤・温度・光源などがありますが、一般にメタメリズムというと光源間メタメリズムを指します。
図13のように、光源が変わって色が変化しても、メタメリズムがなく等色に見える場合があります。逆に演色性がないが、メタメリズムがある場合もあります。要するにメタメリズムとは、サンプル間の色比較を表すものです。